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「やりたいことがわからない」と嘆く学生の方へ!あなたのゴールは就職することですか?
- 2017/6/10
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今の自由を手に入れる前、マッサージのお店を経営していた頃のお話です。
多くの方々の相談に乗ることも、仕事としてました。
体が悲鳴をあげてる方々の多くが、心も同時に悲鳴をあげていたのです。
そんな中、学生の方々の話を聞く機会も何度となくありました。
「やりたいことがわからない」という学生の方々は、もしかしたらゴールの置き場所を間違えてしまっているのかもしれません。
目次
あなたのゴールは良い会社に就職することですか?
まずはじめに質問です。
就職活動をする上でのゴールとは、良い会社、条件の良い会社に就職することでしょうか?
正社員として、安定した会社で働くことでしょうか?
そもそもあなたにとって仕事とは何でしょうか?
生活するためのお金を得ることが、あなたにとっての仕事でしょうか?
それとも、やりたいことをやりながらもあとからお金がついてくればいいやと言う考えで仕事を選ぶのでしょうか?
就職活動をされてる多くの方々が、一番最初は「やりたい仕事に就きたい」という想いを持ちながら就職活動を始められているはずです。
しかしながら、いつの間にやら「やりたい仕事に就きたい」という情熱はどこかに追いやられてしまっているように感じます。
お給料や条件で選ぶ会社がゴールになってしまう訳
就職活動を経験された方ならお分かりかと思いますが、想像を絶する過酷な日々を過ごすことになります。
特に今の時代は、企業も欲しい人材に関してかなりシビアな時代になってきています。
書類選考で、何十社も落とされてしまうという現実を突きつけられます。
「自分は必要とされてないのかも。」とふさぎこんでしまう方も出てきてしまう時代です。
そうこうしているうちに、「本当にやりたい仕事に就きたいという情熱」が薄れていってしまうのです。
ライフワーク(生涯やりたい仕事)ではなく、ライスワーク(食べていくためにする仕事)で選ぶということになってしまうのです。
ライスワークとして仕事を選ぶと、必ずどこかで不満が爆発します。
「何のために仕事をしてるんだろう?」とか、「このままでいいのかな。」など、仕事を楽しむ事も出来なくなり、ただ単に時間を浪費するために仕事をすることになってしまうのです。
就職する事ではなくゴールを「なりたい自分」にしてみると変わること
就職活動をしてるすべての方に、質問です。
「あなたのやりたいことは、正社員として安定して働くことなのでしょうか?」
この答えに「イエス」と答えられた方は、ここから先は読む必要がありません。
「ノー」と答えられた方が、恐らく殆どなのではないでしょうか?
でも、「正社員の座」を手に入れるために毎日毎日地味目のスーツに身を包み、就職活動をされてるんですよね?
「良い条件の会社」「安定した正社員としての自分」を手に入れるためにです。
一歩引いて、そんな自分自身の事を客観的に考えてみてください。
そんなあなたは、幸せですか?
就職活動をしているうちに、ゴールが「良い会社に就職すること」に変わって行ってしまっていませんか?
良い会社、あなたが望む会社に就職することがダメという訳ではありません。
本当にあなたが望む職種であれば、全く問題ありません。
でも、「就職すること」「正社員になること」がゴールになってしまっている人があまりにも多すぎるのが気になる部分なのです。
熱く語ってしまいましたが、そうこうしているうちに「自分で自分を否定してしまってる」事に気付くべきなのです。
もっと言いますと、「あなたが本当に好きなこと、本当にやりたいことが自分自身により否定されてしまっている」のです。
だから、就職して仕事に慣れて落ち着いてきた頃に悩むことになるのです。
「あれ?俺がやりたかった事って何だっけ?」と。
「本当にやりたい仕事」や「学生の頃に思い描いていた自分」を自分の中で打ち消そうとするのです。
せっかくあんなに苦労して手に入れた正社員の座に今いる訳ですから。
でも、本当にやりたいことじゃない。
俺は何をやってるんだ!と心の中に湧いて出てくる矛盾。
悪循環の渦をくるくると音を立てて回り始めてしまうのです。
ちなみに、その状況に文句をつけるのは筋違いというものです。
なぜなら、あの時あなたは自分でその道を選んだのですから。
就職してから後悔しないためにするべき事3選
それでは、就職してから後悔する事がないように「今」するべきことは何でしょうか?
- あなたの本当にやりたい事を見つける事
- 自分自身のやりたいこと、なりたい自分、できることの棚卸しをする事
- あなたの適性を判断する診断を受けてみる事
の三つが挙げられます。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.あなたの本当にやりたいこと(ライフワーク)を見つける事
あなたの本当に好きなことは何ですか?
これをしてたら、時間を忘れてご飯を食べるのも忘れてしまう位夢中になってしまうことって今までの人生でありましたか?
あなたが納得できる人生って、どんな人生でしょうか?
あなたの求めるライフスタイルは、どんなライフスタイルなのでしょうか?
やりたい事を基準に考えて行ってもわからないという場合には、「なりたい自分」を基準に考えていくのもおすすめの方法です。
なりたい自分は、必ず誰にでもあるものだからです。
「なりたい自分も無い!」
そう言われる方もいらっしゃいますが、必ずなりたい自分は誰にでもあるものです。
テレビで見たアイドルの○○みたいになりたいでも、十分なりたい自分です。
逆からも考えてみてください。
もしかしたら、なりたく無い自分を考えていくと「なりたい自分」が浮かび上がってくるかもしれません。
人生でやりたい事100のリストを考えていくのも大変おすすめです。
これって、不思議な事に書いていくと何年か後には結構な数が叶ってるものです。
何年後かのお楽しみにもなりますので、書いたことが無いという方は、是非書かれてみてください。
そんな中から、「これだ!」というものが見つかるかもしれません。
2.自分自身のやりたい事を見つけるために「できる事の棚卸し」をする事
1のワークを行ってみて、それでもやりたい事がわからないという方は、あなた自身のやりたい事を見つけるために「できること」の棚卸しをしてみてください。
できる事の棚卸しをする方法については、以下の記事も参照されてみてください。
合わせてチェックする記事
できる事って実は非常に難しい部分で「あなたは普通にできてる事」かもしれませんが、他の人から見ると凄いことだった!という事も多々ありえます。
そのため、できる事は自分自身で考えてみるバージョンと、誰か仲の良い友人や家族に出してもらうバージョンと2パターン作ってみると面白い事がわかります。
「え?これって私のできる事(得意な事)だったの?」
というものに、巡り会う事もできるかもしれません。
そんな事こそ、「あなたの天職」に繋がるものなのです。
3.あなたの適性を判断する診断を受けてみる事
最後に、色々と自分で試してみたけどそれでも「やりたいことがわからなかった。」という方は、適性診断を受けてられてみるべきです。
人それぞれ、この世に生を受ける際に「使命」を持って生まれてきています。
そのため、得意なこと、不得意なことは誰しもあるものだからです。
それを客観的に、正確に判断することができるテストがいくつか存在しています。
簡単な所から、「兄弟論診断」「前者後者診断」「ストレングスファインダー」という3つの診断テストがあります。
これらを行ってみることで、「あなたの強み」を客観的に知ることができます。
強みを知ることで、どんな仕事があなたの適職なのかがわかりますし、そんな中から「天職」について知ることもできます。
「あなたに向いてない仕事を、わざわざ選ぶこと」も無くなります。
向いてない仕事をしてる時ほど、
- 辛い時間を過ごすこと
- 不毛なこと
- やるせないこと
ってありませんよね?
どうせ仕事をするなら、「心から楽しい、幸せだ」と思う仕事をするべきなのです。
それが、あなたの人生を豊かにする、そしてキラキラ輝かせる元となるのです。
1つの診断だけでは、あなたの本質は見えてきません。
すべての診断を行ってみることで、
- あなたが何をすれば満たされるのか
- どんな仕事が向いているのか
- あなたの使命について
- 天職について
などの「自分では気づかなかった事」を知る事が出来るようになります。
もちろん、自分の使い道を知ったところで生かせなければ、何も始まりません。
「あなたの使命をどう生かすか?」
そんな部分まで掘り下げてあなたにお伝えする事が出来るのが、私たち天職の学校講師陣です。
今あなたがどの段階に入るのか正確に診断し、あなたに必要なものは何なのか、ズバリお伝えする事もできます。
自分自身で見つける道を選ぶのもあなた
誰かの手を借りて、正しい方法でスムーズに見つける事を選ぶのもあなた
です。
やりたい事は何なのかわからない。
と嘆いてる時間に、診断テストを受けて一歩でも前に進んでみませんか?
仕事帰りの居酒屋さんで、会社の愚痴、今の人生の愚痴を仲間と語りながら不毛な時間を過ごす人たちが一人でも減りますようにと切に願うばかりです。
人に与えられた時間は、24時間です。
誰の時間も24時間です。
「時間だけは神様が平等に与えて下さった。
これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。」BY 本田宗一郎
建設的な話をして未来を語ることに時間を使っていても、居酒屋さんで今日あったことの愚痴を語っていても、時間は同じだけ過ぎていくのです。
あなたの今後の人生の時間をどう使うか、それが積み重なるとどれ位の時間が積み重なっていく事になるのでしょうか?
時間は平等であり、そして有限です。
その事に気づく事が出来た方こそ、今後の人生を謳歌できる方です。
あなたはどちらの人生を歩みたいですか?