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やりたい事が見つからない理由!「自分ありきで考えること」でやりたいことを見つける方法
- 2017/6/8
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今の世の中、
「やりたい事がない」
「何かやってみたいけど、やりたい事が見つからない」
と思われてる方があまりにも多いように思えます。
ただ毎日をやり過ごしているだけの方の話を聞く機会が多く、
「やりたい事はないの?」と聞くと
「特に無いんです。」という返答が返ってくる事多数あり。
よくよく聞いてみると、根本的な部分がズレてきてるからやりたいことが見つからないんだということに気づきました。
やりたい事が見つからないのには、理由があります。
今回は、その理由について見ていきましょう。
目次
なぜあなたの「やりたい事」は見つからないのか
やりたい事がないと言われてる方の心の奥底には、「本当はやりたい事」があったりするものです。
ただ単に、「自分には無理!」と思ってしまってるだけなのです。
子供の頃、「大きくなったら○○ちゃんは何になりたいの?」という質問をされた時、目をキラキラさせながら
- ケーキ屋さんになりたい
- 野球選手になりたい
- 宇宙飛行士になりたい
- お花屋さんをやりたい
などと、何かしらのやりたい事、なりたいものを語ったはずです。
小学生の作文でも、「私のやりたい事はありません」
なんて書いてた人はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
時の経過と共に、やりたい事がなくなってしまうのには理由があります。
生きていく中で、様々な刷り込みをされながら育ってきたからなのです。
生きてきた環境の中でやりたい事が見失われてしまったから
「やりたい事がない」と言われる方と話していて、気づいた事があります。
今現在やりたい事がないと言われてる方にも、もちろん「小学生の時の将来の夢」はありました。
それが生きていく中、例えば他人と比較されたりし
「私はダメな子なんだ」
という気持ちになってしまい、やりたい事を見失ってしまうパターンが1つ目のパターンです。
「隣の家の○○ちゃんは、いつもテストで100点取ってるのに、なんであなたはこんなにできないの?」
なんて言われて育つと、気づかないうちにどんどん自己評価が下がってしまいます。
「たとえ90点以上を毎回とってきても、100点を取れないから自分はダメなんだ。」
という認識が自分の中で行われるようになるのです。
これが繰り返され、大人になっても「自分はダメな人間だから」という刷り込みが抜けず、
「やりたいと思っても、どうせできないし」という思考になって行ってしまうのです。
人の思考というのは、繰り返しによって形成されていくものだからです。
ドリームキラーの存在に未来を潰されてしまうパターン
もしくは、子供の頃の話ではなくても、「将来会社を作って社長になりたいんだ。」
なんて言う話を周りの人たちにしたとします。
社長になって、やりたいことを成し遂げようと色々と人生設計を立てて誰かに話したとします。
そんな時に、「無理に決まってるでしょ?」
などとドリームキラーと呼ばれる存在にあなたの夢を全否定されてしまったとします。
一人だけならまだしも、二人、三人に否定されているうちに、
「やっぱり自分に会社を立ち上げることは無理なのかな。」
という気持ちになっていきます。
ドリームキラーとは、書いて字のごとく「夢を壊す人」です。
「もっと楽に生きられる道を選ぶべきだよ。」なんて言われてるうちに、
「確かに苦しい思いをして社長になんてならなくていいかな。」なんて言う気持ちになってしまうものなのです。
人とは弱い生きもので、楽な方、楽な方に流されていくものだからです。
そうこうしているうちに、「やりたいことなんてない」という思考に変わっていってしまうのです。
やりたいことはあるけど自分には無理だと思いポーズをとってしまうパターン
このパターンも実は結構多いパターンです。
本当はやりたいことがあるけど、資格を取らなきゃいけないとか、努力が必要とか、お金が必要とか様々な理由を考えて「やりたいことなんてない」と心の奥底にやりたいことをしまいこんでしまう人々です。
具体的には、「弁護士の資格を取り世の中で様々な法律問題を解決できずに悩んでる人達を救いたい。」
そんな夢を思い描いてるとします。
でも、正直言って弁護士になるためには相当な努力と勉強が必要になってきます。
本屋さんに行き、「弁護士になるためにはどうしたらいいのか?」なんて言う本を読み、「これは自分には無理だ」とやる前から諦めてしまうのです。
自分自身の心に、やってみる前からブレーキをかけてしまうのです。
心の奥底では、弁護士になりたいという夢を持ち続けてるのにもかかわらず、
「そんなに勉強するのは辛いし、試験に受かるまで遊ぶ時間がなさそうだし、お金もかかりそうだし無理」だと決めつけて、やりたいことなんてないよというポーズをとるようになるのです。
そしてそんなポーズを取り続けているうちに良くわからなくなってしまい、
「自分にはやりたい事なんてないんだ。」と思い込むようになってしまうのです。
結構多くの方々が、こちらのパターンに陥ってしまってるのではないでしょうか?
失敗したくないという理由からやりたい事がなくなってしまうパターン
また、完璧主義の方に多くありがちなパターンですが、「失敗したくない」という思いがあまりにも強く、自分の中でゴーサインが出るまでものすごく時間がかかってしまうというパターンが挙げられます。
「失敗する事=悪」だと思い込んでしまい、極端に失敗を恐れているためなかなかやりたい事に挑戦できなくなってしまうのです。
その根底には、何かしらのトラウマがあるのかもしれませんね。
社会人になりたての頃、何かに失敗して上司に激しく怒られたという経験がずっと残ってしまってるとか、その時の失敗を自分の中で許せていないということもあるかもしれませんね。
自分で自分を許してあげない限り、先に進めません。
何をやるにしても、失敗はつきものです。
失敗したとしても、またやり直せばいいだけの話なのです。
失敗が怖いというのは、周りの人の目を気にしすぎているためです。
失敗は、必ず何かしらの時に経験として生かすことができます。
周りの人たちは、あなたが思うほどあなたに注目していないという事実を認識する事で、失敗という恐怖を克服する事ができるはずです。
楽でいたいから本気でやりたい事を探さないパターン
また、今の生活はなんだかんだ不満はあるものの、楽に生きる事ができるので本気でやりたいことを探さないパターンも挙げられます。
人は、ぬかるみに浸かるとなかなか抜け出す事が難しい生き物です。
それでもなんとかなってしまう為、「ちょっとこの部分は不満だけど、我慢できない訳じゃないしこのままでいいや。」と本気でやりたいことを探さなくなってしまうのです。
何かしら不満を感じた時には、「何かしたい。」という気持ちになることもあるかも知れません。
それでも、ちょっと気持ちが落ち着いてくると、「ま、いっか。」ということになりやりたい事はまた今度でいいやということになってしまうのです。
そうこうしているうちに、「今の生活でいっぱいいっぱいだから、やりたいことなんて見つけられない。」という事になっていきます。
多くの人たちに共通するやりたいことが見つからない理由は?
「やりたいことが無い」という方々に共通するやりたいことが見つからない理由とは、「できない理由」や「やらない理由」ばかりを考えているという事に尽きます。
ちなみに、「やりたい事ができない」のと「やりたい事が無い」のは別問題です。
やりたいことがあるのにも関わらず、何らかの理由でやりたいことができない場合に、「やりたいことがない」と思い込んでしまっているだけなのです。
もしかしたら、あなたが自分の中だけで「できない」「無理だ」と決めつけてしまってるだけの事かも知れません。
誰にも反対された訳ではないのに、思い込んでしまっている事って人生では多いものです。
なぜそうなるのか?
答えは簡単です。
「周りの人たちの目を気にしすぎているから」なのです。
何をするにしても、「これをしたら、どう思われてしまうのだろう?」という事を考えてしまう習慣がついてしまっているのです。
「自分ありき」ではなく「周りの人ありき」の人生を送っているため、「本当にやりたいこと」に気づかなくなってしまってるだけなのです。
一旦、誰々がとか、周りの人がとか、そういう考えを全て排除し、「あなたは何をやりたいのか?」について考えてみてください。
その方法については、以下の記事も合わせてチェックされてみてください。
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あなたの中にある全てを出し切ってみることで、「本当にやりたいこと」が見つかるかもしれません。
誰のための人生か考えてみることで、「心からやってみたいこと」に出会えるはずです。
次にするべきことは「やる事」を決断する事
やりたい事が見つかったら、「やる決断をする事」で人は先に進めます。
迷っているうちに、チャンスを逃してしまうことも多々あります。
人生で大きなチャンスというのは、誰にでも3回訪れると言われています。
「チャンスに出会わない人間は一人もいない。
それをチャンスにできなかっただけである」
BY(アンドリュー・カーネギー)
自分自身で決めて決断する事で、チャンスを自分のものにでき何があっても頑張っていけるはずです。
ちなみに、誰かに相談するのは良いですが最終的な決断は必ず自分自身でするべきです。
なぜ誰かに決めてもらうのはダメなのか、言わずもがな「誰かに決めてもらうと、何かあった時に誰かのせいにしてしまう事になるから」です。
やりたい事を諦める事を決めるのもあなた、そしてやりたい事をやる決断をするのもあなたなのです。
あなたの人生です。
どう生きるか、人生とどう向き合うか、じっくりとご自身の心と向き合ってみてください。
「自分ありき」で考えていく事で、必ずあなたのやりたい事は見つかるはずです。
自分ありきで考えてやりたい事を見つける方法まとめ
さて、ここまで読んでいただき「ドキッとした」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ずっと逃げてきた事をズバリ指摘されたと思われた方も、いるかもしれませんね。
やりたい事って、実は既にあなたの本当に近くにあるのかもしれません。
君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ。
恐らく皆様一度は読んだことがある、星の王子様からの一節です。
あなたが自分自身と向き合うために使った時間が長ければ長いほど、「あなたのやりたいこと」は明確なものになるのではないでしょうか?
答えはすべて、あなたの中にあります。
もっと自分自身と向き合うことを大切にする事、自分の役割を知る事で「自分の本当にやりたい事」に気づく事ができるはずです。