- Home
- やりたい事と出来る事
- 「スティーブ・ジョブズのスピーチと名言」から見る「やりたいことをやる人生」
「スティーブ・ジョブズのスピーチと名言」から見る「やりたいことをやる人生」
- 2017/6/24
- やりたい事と出来る事

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの有名なスピーチをご存知でしょうか?
カリフォルニアにある世界有数の難関大学である「スタンフォード大学」でジョブズが行ったスピーチから得られる人生のヒントは多大にあります。
そんなジョブズのスピーチ、そして彼の残した名言から「やりたいことをやる人生」を歩むために必要なことについて、ご紹介します。
目次
スティーブ・ジョブズのスピーチが教えてくれる事
まずはじめに、スティーブジョブズのスピーチを見た事がないという方は、以下の動画を観ていただきたいと思います。
15分程のスピーチの中に、あなたの人生を変える「何か」があるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
スティーブ・ジョブズのスピーチの要約
ジョブズのスピーチを要約すると、彼のあまり恵まれてるとは言えない彼の生い立ちについて、そして大学に入学した時に気付いた自分の気持ち。
当時のジョブズには「人生の目標はなかった!」ということ。
そして、「大学を中退する」という決断を下すこと。
人生の終わりが近づいた時に振り返ると、
あの時の選択は最良の選択だった
とジョブズは言われています。
そしてアップル社を立ち上げることになったジョブズ氏。
その後、自分自身の選択によりアップル社を追われることになり、その時の出来事も「最良の出来事だ」と彼は捉えています。
自分には必要な出来事だった
と。
敗北を味わうことで、ライフワークに出会うことができたと。
そして最愛の妻にその時出会います。
彼が常に意識してきた言葉が「死を覚悟して生きること」でした。
誰の人生にも、終わりが来ます。
でも人は、終わりが来ることをどうしても日々の生活の中で忘れがちです。
終わりを意識することで、周りの期待だったりプライド、そして失敗などに囚われないようになります。
死を目前にすると、上記の事たちは誰の目にも「ほんの些細なもの」に過ぎないためです。
彼が最後に教えてくれた言葉が、多くの場所で語られる以下の言葉です。
Stay hungry, stay foolish(貪欲であれ、バカであれ)
ジョブズの残した「貪欲であれ、バカであれ」の本当の意味
ジョブズがスタンフォード大学でのスピーチの最後に私たちに伝えてくれた事は、「貪欲になれ、バカになれ」という言葉ですが、この言葉の中にはたくさんの「行間の意味」が込められています。
ジョブズの生き方を考えていけば彼が私たちに何を伝えようとしてくれてるかは明らかですが、
- hungry
- どんどん自分の道を信じた道を進みなさい
- あなたの求める未来を追い求めなさい
- foolish
- 常識に囚われすぎるのをやめなさい
という事を伝えてくれているのではないでしょうか?
ジョブズの「やりたいこと」をやってきた人生
スティーブ・ジョブズ氏の人生は、やりたいことを思う存分やってきた人生だと言っても過言ではないでしょう。
なぜ彼が、こんなにもやりたい事をやってこれたのか?
彼が資産家の家に生まれ、なんでも手に入ってきたからではありません。
実際にジョブズ氏は、実母から離れ養子として育てられるという過去を背負って生きています。
何もかも手に入った生い立ちという訳ではありません。
そんな人生をどう捉えるか!
それが、ジョブズの成功の鍵なのではないでしょうか?
人生をどう捉えるかで、その人その人の人生は変わって来ます。
私たち日本人は、ありがたいことに「日本という先進国」に生まれただけで幸運を掴んでいます。
もしもジョブズ氏が「親に捨てられて養子に出されて、お先真っ暗な人生だ」なんて悲観しながら生きてきたらどうでしょうか?
おそらく、アップル社を立ち上げるという事はなかったはずです。
大学を中退し、「カリグラフィ」と出会ったのも彼が自分の人生を肯定的に捉えて「やりたい事」をやった結果です。
そして点と点が繋がり線となったのです。
自分の道を信じる事で「敗北」は自信になるということ
ジョブズは、スタンフォード大学でのスピーチの中でアップル社をクビになった時の話もされています。
そしてここでも、クビになったという出来事を「自分にとっての最良の出来事」だと捉えています。
クビになったことを最良の出来事と捉える事は、そうそうできない事です。
でも、クビになった事を前向きに肯定的に捉える事でまた良いものを引き寄せる事が出来たのがジョブズ氏なのです。
ちょうどその時、彼は妻となる女性と出会い、会社を新たに立ち上げる事でまたアップル社で働く機会を得ます。
自分の選択を、そして自分の道を信じていたからこそです。
アップル社での仕事は、彼にとっての「ライフワーク」だったのです。
毎日を人生最後の日だと思って生きる事
ジョブズ氏は、若かりし頃に「毎日を人生最後の日だと思って生きる」という習慣を身につけています。
いくらこの言葉と出会ったからと言って、これを実行できるかというとなかなかそういう訳にはいかないのが私たち人間です。
自分で体感した事だとしても、時の経過とともに記憶の中から消し去られてしまいます。
それをいかにして自分の中に落とし込むかが鍵なのではないでしょうか?
毎日歯磨きをするように、毎日ご飯を食べるように、「毎日を人生の最後の日だと思って生きる」という生き方を習慣にしてしまう事が重要だという事を私たちに伝えてくれています。
死を覚悟する事で出来る事
病気になる事でギフトを得られたという方って、あなたの周りにもいらっしゃいませんか?
実際に病気になると、死を覚悟する事にもつながります。
いずれ訪れる「人生の有限な時間」を意識する事になるからです。
人って、死を覚悟する事で周りの雑音がどうでもよくなったりするものです。
あなたの人生です。
無駄な事に気をとらわれて、周りの雑音を気にしてる時間なんてないのです。
有限な時間を意識して生きていく事で、出来る事は何倍にも増える
という事をジョブズ氏は私たちに教えてくれているのです。
失う事を恐れるべからず
人生って、何かを得るためには何かを失う必要があるものです。
ここまで生きてきて、多くの方々が薄々感じられているのではないでしょうか?
でも、「あなたにとって本当に必要なもの」じゃなければ別に失ったとしてもそこまで傷を負ったりしないはずです。
失う事を恐れていると、得られるチャンスを失う事になってしまいます。
結果として、より多くのものを失う事にもつながってしまいます。
「心から得たいと思ってるもの」に焦点を当ててみることで、恐れずに不要なものを手放していくことができるようになるはずです。
やりたいことをして生きている私が思う「ジョブズが一番言いたかったこと」
色々と私なりの解釈を加えながら、スティーブジョブズ氏のスタンフォード大学で行われたスピーチを解説してきましたが、一番ジョブズが言いたかった事は、
自分自身の心ときちんと向き合いなさい
という事なのではないでしょうか?
生きていく上で、納得のいく人生を歩む上で大切な事って「自分の人生の舵は自分が取る事」です。
「自分で決断する事」なのです。
誰の人生でもなく、あなたの人生だからです。
どう生きるかを決めるのは、すべてあなただからです。
もちろん、誰かの人生に乗っかる事を決めるのもあなたです。
人生の岐路に立った時に、ジョブズ氏に限らず誰でも選択を繰り返しています。
選択の結果、今のあなたがある訳です。
ジョブズの言葉を借りるならば、
すべての人に機会は平等に与えられている
のです。
そんな機会をどう生かすか、どう選択していくかで点と点が繋がり線となるのです。
好きな事以外ずっと続ける事なんて出来ないんだ
ジョブズ曰く、
好きなことこそ、続けられること
です。
- あなたのしたい事は何ですか?
- あなたはどうありたいですか?
- 人生の最後の日が今日ならば、あなたは何をしますか?
自分自身に、毎日問いかけてみてください。
- 親や周りの人たちの期待に応えなきゃ
- こんな事をするのは私のプライドが許さない
- 失敗したらどうしよう
- 恥をかきたくない
などという、周りの人たちの目を意識するあなたとは今日限りでさよならしてみてください。
その上で、「好きな事」について考えてみてください。
人生、あなたの本当に欲しいものは必ず得られるように出来ています。
なので、失う事は恐れないで見てください。
誰にでも、何かしら「好きな事」ってあるはずです。
人生で何か問題にぶち当たった時の捉え方
人生で、何か問題にぶちあたる事って数多くあるものです。
誰の人生でも、同じです。
そんな時にジョブズ氏が教えてくれたのが、
肯定的に捉える事で道は開けるんだ
という事なのではないでしょうか?
- 否定的に捉える事
- もうダメだと思う自分
とさよならし、
- 自分を信じて突き進めば道は開ける
- 何とかできるはず
という気持ちで突き進んでいく事で道が開けるんだという事を教えてくれたのが、ジョブズ氏のスタンフォード大学でのスピーチなのです。
あなたは、ジョブズ氏のスピーチを見て何を感じましたか?
何か一つでも、「人生の教訓」を得る事ができたのではないでしょうか?
ジョブズ氏のスピーチを観た上で、もう一度あなたのやりたい事について考えてみてください。
あなたの信じる道について、考えてみてください。
「答えが出た」と言う方が一人でもいらっしゃいましたら幸いです。
そしてもし、まだ「好きな事はあるけど、どう生かしたらいいかわからない」などと頭の中がモヤモヤすると言う方がいらっしゃいましたら「天職の学校」講師陣までご相談いただければと思います。
「好きな事」「やりたい事」をやる人生を謳歌してみませんか?