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やりたいことにストップをかけてしまう3つのことって何?
- 2017/8/3
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人には、「私にはどうせできない。」と考えてしまうメンタルブロックが多かれ少なかれかかってるものです。
やりたい事が出来たとしても、メンタルブロックのおかげで途端に「いや、私には無理だ。できない。」という思考に変わってしまいます。
無意識のうちに、行動しない理由を探してしまうのです。
やりたい事にストップをかけてしまう要因トップ3について、ご紹介していきます。
目次
「私にはできない」という思考が諸悪の根源
多くの人の能力を奪ってしまうのは、思考とよばれる脳のちょっとした活動である。人々は頭の中でこう考えてしまうのだ。
「私にはできない」と。
(レックス・スティーブン・サイクス)
まずはじめに、やりたい事にストップをかけてしまう思考の根源には、「私にはできない」と思ってしまう思考が挙げられます。
人は多くの場合、今までの経験からか、育った環境からか、その方によっても異なってきますが、新しいことを始めようとすると、「無理」「できない」という思考がとっさに頭を横切るようになるのです。
そして、その思考が頭の中に蔓延します。
その結果、やりたいことがあっても
「あ、どうせ私には無理だわ」
という思考に途端に切り替わり、やりたいこと→自分にはできないことに切り替わってしまうのです。
それでは、なぜそのような思考に導かれるのでしょうか?
やりたい事ができない事へと変わってしまう3つの理由
それではなぜ、やりたい事がせっかく頭の中に思い浮かんだのにもかかわらず、時間の経過とともに「やっぱり無理だ!」というできない事に変わってしまうのでしょうか?
その理由は三つあり、
- 失敗したくないという理由
- リスクを負いたくないという理由
- 人から悪く思われたくないという理由
の三つの理由が存在しているのです。
一つ一つ、細かく見ていきましょう。
やりたい事にストップがかかるのは失敗したくないから
まず第一に、あなたの中でやりたいことにストップがかかってしまう一番の理由は、「失敗したくないから」という理由です。
皆様もうお気づきかもしれませんが、何も行動を起こさなければ失敗することもありませんよね?
失敗を恐れる必要もありません。
「失敗してしまうということ」を極端に恐れてしまっているため、やりたいことにストップがかかってしまうのです。
一度何かで失敗して、もう失敗はしたくないというトラウマが出来上がってしまっているのかもしれません。
もしくは、何もしなければ失敗しないからこのままでいいや。という考えが定着してしまっている方かもしれませんね。
何れにしても、平々凡々と生きていくのであれば、何も行動を起こさない人生でも良いかもしれません。
ただし、「つまらない人生だ」とか「今の人生に対する不満」などを漏らしているという方であれば、自分で一歩踏み出す必要があります。
失敗を恐れていては、何も始まりません。
失敗なんて、してなんぼです。
次に同じ失敗をせずに、失敗してしまったことは経験にしていければそれで良いのではないでしょうか?
成功者と呼ばれる方ほど、恐ろしい数の失敗を繰り返してきているという事実をご存知でしょうか?
失敗のおかげで成功があると言っても過言ではないのです。
エジソンだって、そうですよね?
何回失敗したのでしょう?
そのお陰で、私たちは快適に暮らすことができるようになってる訳ですから。
失敗のお陰で成功があるというのは事実なのです。
やりたい事にストップがかかるのはリスクを負いたくないから
人生で、できることならリスクは負いたくないと思ってる方も多いはずです。
そして、多くの方々がリスクをかけなければ成功する事もできないという事を心のどこかでご存知なはずです。
ちょっと面白い「ヤドカリの話」があります。
理科の時間に習ったという方も多いはずですが、ヤドカリって大人になるにつれて体はどんどん大きくなります。
でも、ヤドカリの貝殻は大きくはなりませんよね?
なので、ヤドカリさんは体が大きくなったら、リスクをとって大きな貝殻にお引越しをするのです。
貝殻は、綺麗な貝殻ほどヤドカリ界では人気だと聞きましたが実際の所どうなのでしょうか。
ヤドカリさんだって、リスクは取りたくないはずです。
でも、自分の成長のためにリスクをとって大きな貝殻に引っ越しをしているのです。
人間だって、リスクは背負いたくないですよね。
でも、リスクをかけなければ成功できないと知っていながらリスクをかけないのはなぜでしょうか?
ヤドカリでもリスクをとることができるのに、なぜ人間はリスクを取れないのでしょうか?
何かを始めるのには、「お金」や「時間」が発生します。
それらは、多くの方々にとって、リスクとなるものです。
その場限りで考えればもちろんリスクかもしれません。
でも、もっと先まで考えていくとどうでしょうか?
あとから自分に返ってくると思えば、全くもってリスクではないですよね?
「今だけを見るか」もしくは「長期的なスパンで考えることができるか」で、リスクと取るか投資と取るかが変わってくるのです。
長期的な視点で物事を見られるようになることで、やりたいことにチャレンジして行けるようになるはずです。
やりたい事にストップがかかるのは人から悪く思われたくないから
やりたい事にストップがかかる三つ目の理由は、人から悪く思われたくないという「他者視点」によるものです。
人の目ばかりを気にして生きている方に多いのですが、
- これをやる事で、悪者になってしまう
- 最悪な人だと思われてしまう
などと、人からどう思われるかという部分にばかり焦点が当たってしまう他人の目ばかりを気にして生きるという考え方です。
つまり、他人軸で生きている方なのです。
自分の夢や希望を実現したいからこれをするという考えではなく、これをやったら誰かが褒めてくれるからという、完全に他人からの評価ばかりを気にして生きてきた結果、やりたいことも満足にできなくなってしまうのです。
このようなタイプの方は、「誰かに評価してもらうためにする」のではなく「自分がやりたいからやる」という思考に切り替えていくことで、やりたいこともスムーズに見つかり行動に移すことができるようになるはずです。
やりたいことが見つかったらアレコレ考える前に行動を
「これやってみたい!」と本気で思えることに出会ったら、まずは最初の一歩を踏みだされて見てはいかがでしょうか?
やってからでも、「やっぱりこれは自分に合わなかった」と判断することって可能ですよね?
むしろやってもみないうちから、「自分にはダメだ」と決めてしまう理由は一つもありません。
人は、やりたいと思った時点が本気度マックスです。
そのレベルから、時間とともに「やりたい」という気持ちは低下していきます。
酷い時には、「やりたいと思ったこと」すら忘れ去られてしまうこともあったりします。
そんな事にならないうちに、やらない理由を頭で考え始める前に、まずは決断し行動を開始されてみてください。
本当にやりたかった事に出会えるかもしれません。