引き寄せの法則第1章「単純な引き寄せの方法」
- 2017/9/3
- 在り方

序章でも書いたとおり、私は「引き寄せの法則は存在する」と考えています。
ただし、単に「思考は現実化する」とか「思ったことが実現する」という単純なものではなく、もう少し条件が必要だと考えています。
多くの人が言うことや多くの本に書かれていることに共通する、ごく簡単な引き寄せの方法は、ずばり、イメージすることです。
目次
引き寄せの法則で大切なのはイメージできるかという事
例えば、「どら焼きが食べたい」と思うなら、
- あたかもそれが実現してるかの如く、どら焼きを食べているシーンをありありとイメージする
- そこに感情を込める、すなわち、「美味し~い!」「食べれて嬉しい~!」と感情を味わう
ということをすればいいと言われています。
じゃぁ、これをやったら確実に実現するのかというと...残念ながら、実現する場合と実現しない場合があるのです。
なぜかというと、そこにはあまり本では詳しく書かれていない、いくつかの必要な条件、あるいはコツがあるからです。
本気で信じられる事のみ引き寄せの法則は実現可能
まずは...
1・本気で(疑いなく)信じられることを選ぶ
実は心のどこかで、そんなことあり得ないだろうと思ってしまったら実現しません。
ですから、自分自身が実現可能、あるいはあり得るという思えることを選ばなければこの方法では実現できないのです。
この理由は後の章で細かく触れます。
2・しっかりと実現しているシーンをイメージする
実現しているシーンと言っているのに、「どら焼きを食べたい」をイメージしてしまう方が意外と多くいらっしゃいます。
「食べたい」思う瞬間はまだ「食べるのが実現されていない」状態。
食べたいというとその実現できていない状態を引き寄せてしまうので、まさに食べているシーンをイメージすることが重要です。
できれば、できるだけ細かく、リアルに歯触りや感触など五感情報も一緒にイメージするとなお強力です。
3・オーバーなくらいに感情を込める
「美味し~い!!」「嬉しい~!!」っとしっかりと感情を込める。
これは単純に「美味しい、嬉しいと思う」というレベルではなく、小さい子供が嬉しくて「ワー! キャー!」と駆け回るくらい、素直に、純粋に感情を込めると潜在意識にダイレクトに伝わり、実現すると言われます。
これも後の章で触れますが、「潜在意識」というのは引き寄せにおけるキーワードです。
さらに、
4・肯定形を使う
いろいろな研究の中ですでに明らかになっているとおり、潜在意識には否定形は通用しないそうです。
(そうです、というのは私自身が研究したわけでもないし、どうやって研究されたのか理解していないので)
例えば「落第しない」、というのは潜在意識では「落第『する』」と理解されてしまうので、「進級『する』」という風に言い換えることが重要です。
5・実現までのステップは考えない
これが実は難しいところなのですが、どら焼きをどうやって手に入れるか、誰からもらうか、どこで買ってくるかなどの細かいステップは考えてはいけません。
私もそうでしたからよくわかりますが、じゃぁどうやってどら焼きがくるんだよ?
っと、とくに男性の方は思う方が多いと思います。
でも実際のところは、単に美味しく食べているシーンを感情を込めてイメージするだけでよく、あとは宇宙ないしは大いなる力にただただ委ねれば、人知を超えた、ベストな方法でそれを実現してくれるからです。
6・ただ信じて待つ...むしろ忘れる
前項のとおりちゃんと実現すると信じて待つこと。
例えばこんな言い方をする人もいました。
Amazonで本を注文したとき、ほんとに来るかなぁと、何度も確認したり、問い合わせたりはしないでしょ?
それと同じ。イメージしたらあとは実現するのを疑うことなくただ待つだけ。
最初のうちはどうしても疑ってしまいたくなるので、人によってはむしろイメージしたことを意識しないためにも、むしろ忘れてしまうくらいの方が、実現しやすくなるかも知れません。
という具合に、引き寄せには条件というかコツがあります。
私自身も何度も試して、体験しましたが、正しくイメージすれば、単純なことならとくに、引き寄せる(実現させる)ことが可能です。
引き寄せを実現するためのオススメの方法は練習する事
この単純な引き寄せを実現するためのオススメの方法は、「練習する」ことです。
実際にノートか、パソコンならメモ帳やスプレッドシートに表を作り、
- A.イメージしたこと
- B.実際に起こったこと
- C.自分なりの分析(成功か失敗か、その理由等)
をリストにして書いていくのです。
多くの人が言うとおり、引き寄せは思った瞬間に起こるわけではありません。
必ず時間差があるので、ともすると昨日意識してイメージしたことすら忘れてしまいがちです。
ですから書き留めておいて、後から分析するのが効果的です。
私もあるときに、実際に延々とリストを作って分析してみましたが、しばらくすると、面白いことに実現することとしないことにくっきりと特徴があることが見て取れました。
また、始めて間もないころのリストを後から見直すと、そりゃぁ来ないよねとか、やっぱりそうか、と納得できるところが多々ありました。
また、気がついた方もいらっしゃると思いますが、「B.実際に起こったこと」から、「A.イメージしたこと」を逆算して分析するのも非常に効果的です。
実は目の前の現実はすべて自分が引き寄せていることだと考えれば、その原因は必ず自分の思考にあるからです。
この点も後の章で詳しく書いていきます。
引き寄せの法則は目に見えるものではないので、「臨床」の中で理解するのが近道です。
自分なりに意識して数をこなすと傾向がわかり、自分なりの実態を掴むことができてきます。
私も最初は半信半疑でしたが、リストを作って眺めてみることで、やっぱりこれはほんとだったんだと、引き寄せの法則の入り口に立つことができ、さらに理解を深めていくきっかけになりました。
現段階ではまず、引き寄せの法則を自分に有利になるように利用したいと思う方は、リストを用意して、「単純な引き寄せ」を、
そこに感情を込める、すなわち、「美味し~い!」「食べられて嬉しい~!」と感情を味わう
という具合にやってみて、実際に起こるかどうか試してみることをお勧めします。
そのときには、ぜひ1)~6)のコツも頭の片隅に入れつつ、トライしてみてください。
実際にいくつか成功と思える事例を体験すると、1)の範囲が広がってきて、面白くなってさらに試してみたくなります。
まずは身近で単純なことから試してみてください。
to be continued…
「引き寄せの法則」を序章から読みたいという方は、以下よりチェックできます。
参考文献
『誰でも引き寄せに成功するシンプルな法則』 水谷友紀子
『ザ・シークレット』 ロンダ・バーン